今年は写生場所を古都奈良に移して行われました。初日、猛烈な雨に見舞われました。途中雨がひどすぎて描くこともままならない状態でしたが、そんな状況だからこそ不思議な景色が出てくるのではないでしょうか。少し見方を変えると古都の町がとても幻想的な風景に見えてきます。作業が大変であればあるほどその時描いていた絵が強い思い出の残る作品になるような気がします。

先ほど書きましたが、初日は開講式の後、 猿沢池や奈良町界隈では強烈な雨に遭い 大変な始まりでした。

ものすごい雨です。

2日目は昨日と打って変わって好天に恵まれ、
東大寺周辺は草木がきれいに生い茂って
絶好の写生日和でした。
先生の親切なご指導を受けた受講生は筆も
よく進み、快調に、朝早くから現場で描かれた
方もあり、夜の作品研究会に向けて、作品の
完成にみなさん最後の追い込みを……。

猿沢池のスポット

3日目は奈良女子大前にみなさん集結して威風堂々の本校舎を…。また、初日にできなかった人は、古い時代を偲ぶ奈良町で仕上げを…。

夜の作品研究会では今日一日の成果が問われる研究会ですが 出品者と講師の先生とのトークで和やかにすすみました。

現場で観た感動、また後から湧いてくる感動を、情景をしっかり観て、 紙面にうまく表す、表現力を学んでほしいとのお話でした。 そんなご指導が理解されたいい作品が集まりました。

絵の具たっぷりの作品、軽く爽やかに描かれた作品、同じ場所からでも人によって こうも視点が違うのかと思われる作品の数々。 それぞれ作品のよさ、一寸の工夫ですばらしい作品になったり、皆さんの作品を 一同に観られて大いに勉強になりました。 また、授賞式では優れた36名の作品がそれぞれ表彰されました。

   kansaisuisaigakai